空調機内部における空気殺菌効果向上のための紫外線ランプ配置決定法の提案

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タイトル別名
  • Method Proposal for Location Determination of Single Ultraviolet Lamp in Air-Conditioning System to Improve Sterilization Effect on Airflow

抄録

<p>紫外線ランプを空調機内部に設置することで空気中の微生物の殺菌効果を期待する場合,流れ場および放射場が均一でないために,殺菌効果もまた均一にはならない。期待する殺菌性能を担保するためには,通過する空気の紫外線照射量の最小値を評価する必要がある。そこで,ランプの設置決定法として,流れ場において空気の滞在時間が最短となる経路を特定し,その経路上にランプを設置することで殺菌効果の底上げを図ることを提案する。本稿では,簡易形状および実形状を対象に数値解析を行い,従来ランプ配置と提案手法によるランプ配置の殺菌効果を比較した。その結果,提案手法に基づくランプ配置によって紫外線照射量の最小値を向上できることを示した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014183338625920
  • DOI
    10.18948/shase.47.301_1
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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