1主塔斜張橋における上下線一体箱桁断面の耐風性検討

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タイトル別名
  • STUDY ON AERODYNAMIC RESISTANCE OF THE ONE BOX GIRDER OF THE CABLE-STAYED BERIDGE WITH ONE TOWER

抄録

大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)は,大阪湾岸道路の一部を構成する道路であり,国土交通省との合併施行事業として事業化された神戸市東灘区から長田区に至る延長14.5kmのバイパス事業である.本路線では,神戸西航路部において世界最大支間(480m)を有する5径間連続の1主塔斜張橋が計画されている(図-1)1). 長支間を有する斜張橋の主桁はたわみやすく,渦励振やねじれフラッター等の風による振動が発生しやすい構造であり,更に本橋は海上部に架橋されることから耐風安定性の確保が課題である. 本稿では,現地の架橋条件を踏まえ,鋼1箱主桁の主桁断面に対して耐風安定性への影響が大きい主桁最外縁部の主桁先端形状について,主桁の有効断面であり耐風対策のフェアリング機能を持たせ,幅,傾斜角をパラメトリックに変化させた部分模型によるバネ支持試験を実施し,空力的対策により耐風性を満足する主桁断面を検討した結果について報告する.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014204799396096
  • DOI
    10.14887/windengresearch.27.0_183
  • ISSN
    24355429
    24354384
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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