異なる腸腰筋ストレッチングが脊椎と骨盤に与える影響

DOI Web Site 参考文献12件 オープンアクセス
  • HAN Yuzuo
    国際医療福祉大学大学院 修士課程 医療福祉学研究科 保健医療学専攻 理学療法学分野
  • 黒澤 和生
    国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of Different Iliopsoas Stretching Methods on the Spine and Pelvis: Randomized Crossover Study
  • ─ランダム化クロスオーバー試験─

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説明

<p>〔目的〕三種類の腸腰筋ストレッチングが脊椎と骨盤に与える影響を目的とした.〔対象と方法〕18人健常大学生を対象とし,腸腰筋に20秒3セットのスタティック・ストレッチング(SS),Hold Relax-PNF(HR-PNF),ダイナミック・ストレッチング(DS)を行い,T12,S1,腰椎前弯角度,腰椎可動域,骨盤傾斜角度をストレッチングの前,直後,30分後,60分後,90分後に測定した.〔結果〕HR-PNFはT12の増加と骨盤傾斜の減少が認められた.DSはT12の減少が認められた.ストレッチングの方法にかかわらず,腰椎可動域のある程度の増加を示した.〔結語〕HR-PNFは,若年健常者を対象として骨盤傾斜を減少する3つのなかで,最も有効的なストレッチング方法であることが明らかになった.</p>

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参考文献 (12)*注記

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