キャリア教育における無線従事者国家試験の活用~特別活動における一事例の提案~

抄録

要旨:携帯電話やスマートフォンに代表されるように無線通信は、日常生活に不可欠な社会基盤となっており、これらに携わる職業(プロ)としての無線従事者も社会から求められ求人も少なくない。このような業務を行うには相応の無線従事者免許が必要である。無線従事者免許は分野や技術レベル等に応じて23種類に分かれており、アマチュアの資格からプロとしての職業資格へスムーズにつながるような制度となっていることに着目すると、無線従事者国家試験制度は「工業」や「水産」など職業教育を中心とする学科のキャリア教育の展開に活用できる可能性がある。本報告では特別活動のうちホームルーム活動における取り組みの事例を提案している。

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