平和教育カリキュラムの実践と課題 : 東京純心女子高校での教育方法、海外のカリキュラムに着目して

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  • ヘイワ キョウイク カリキュラム ノ ジッセン ト カダイ : トウキョウ ジュンシン ジョシ コウコウ デ ノ キョウイク ホウホウ 、 カイガイ ノ カリキュラム ニ チャクモク シテ

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抄録

平和教育カリキュラムの学校現場での実践例として、特徴的な平和教育を行っている中高一貫校である東京純心女子高等学校の平和教育カリキュラムを取り上げた。東京純心女子高校では、中学校での学習の準備期間を経て、ホロコーストや人権について学び、ボランティア活動、合唱等をとおした幅広く重曹な平和教育が実践されている。とりわけ、全校生徒が体験する長崎研修は、被爆者の講話や演劇を鑑賞したり、それを学園祭で発表するなど、平和や人権、生命の尊重について学ぶことが出来るプログラムになっている。また、各地方自治体にカリキュラムが任されているアメリカやカナダでは、各州がそれぞれの平和教育カリキュラムを構築しており、ゲーム方式の他、市民教育においても音楽や絵画という芸術作品による評価も用意されており、このような評価の仕方についても日本に示唆を与えるものとなっていた。

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