-
- Terui Yoshino
- Department of Reha-bilitation, Akita University Graduate School of Health Sciences
Bibliographic Information
- Other Title
-
- ノウソッチュウ カンジャ ノ コキュウ キノウ ショウガイ ト ホコウ フアンテイセイ
Search this article
Description
<p>脳卒中患者の中には,肺炎を発症する者や拘束性換気障害が生じる者がいる。脳卒中患者の呼吸に対する介入は,肺炎予防で実施されることが多いものの,近年,呼吸筋トレーニングが運動耐容能の改善に有効であることが示されつつある。本論文では,1.人工呼吸器使用中や不顕性誤嚥による肺炎の予防,2.拘束性換気障害,3.呼吸筋筋力低下と呼吸筋トレーニング,4.呼吸機能・呼吸筋力と歩行パラメータについて紹介する。4.呼吸機能・呼吸筋力と歩行パラメータの関連については,著者らが進めている研究であり,歩行パラメータは特に左右非対称性に着目している。呼吸筋トレーニングは専用のデバイスを用いることで臥位や座位でも実施でき,運動耐容能の改善が期待できることから,転倒リスクの少ない自主トレーニングに使用できると考える。今後更なる検討が必要であるものの,本論文が脳卒中患者に呼吸筋トレーニングの実施することを検討する一つのきっかけになればと考える。</p>
Journal
-
- Annual Report of The Miyagi Physical Therrapy Association(rigaku ryoho no ayumi)
-
Annual Report of The Miyagi Physical Therrapy Association(rigaku ryoho no ayumi) 34 (1), 3-7, 2023
Miyagi Chapter of Japanese Physical Therapy Association
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390014481303502592
-
- NII Book ID
- AN10515707
-
- ISSN
- 18821464
- 09172688
-
- NDL BIB ID
- 032866009
-
- Text Lang
- en
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL Search
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Disallowed