「石山寺源氏閒紫式部影讃」に描かれた〈紫式部の硯〉 ―附録「石山寺由來略縁起」「石山寺名所之圖」ー

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  • 「 イシヤマデラ ゲンジ カン ムラサキシキブ エイサン 」 ニ エガカレタ 〈 ムラサキシキブ ノ スズリ 〉 : フロク 「 イシヤマデラ ユライ リャク エンギ 」 「 イシヤマデラ メイショ ノ ズ 」

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抄録

石山形と呼ばれる特殊な彫刻が施された石山寺什物の硯は、紫式部が『源氏物語』起筆の際に使用したという伝説の宝物である。その硯を描いた「石山寺源氏閒紫式部影讃」について検証すべく、石山形硯を最初に描いたと思われる『東海道名所図会』と照らし合わせてその全貌を明らかにする。『源氏物語』の享受史、特に源氏物語起筆伝説の享受に「石山寺源氏閒紫式部影讃」を位置づけるものである。

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