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書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics of the Results of Testing for HIV-1 Infection by the Geenius HIV-1/2 Confirmatory Assay in Cases with Acute HIV-1 Infection
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抄録
<p>2021年,HIV感染症診断における確認検査法として,抗HIV-1/-2抗体を同時に検出できるHIV-1/2抗体確認検査法(Geenius HIV-1/2 Confirmatory Assay;以下,確認IC法)が導入された.しかし,未だ感染急性期・早期症例に対する検査実績が少なく,情報の集積が必要である.特に,急性期の各ステージ(Fiebig stage,FS)症例(I~Vステージ)と早期症例(FS VI)における,確認IC法による判定結果の信頼度と傾向,ならびにウイルス病態との関連性が明確になっていない.そこで,本研究では各急性期・早期の症例を5群(FS II~VI)に分け,確認IC法を用いて後方視的な解析を行った.その結果,全症例でHIV-1陽性判定となった群はFS V以降のみであったことから,確認IC法により信頼できる判定限界ステージはFS Vであると考えられた.一方,急性期症例での確認IC法による陽性判定は限定的であったものの,FS IVで最も陽性率が高かった.陽性判定症例群では,陰性あるいは保留判定症例群と比べ血中ウイルス量(VL)が低く,CD4陽性T細胞数と負に相関する傾向があった.これらのことから,感染急性期における確認IC法の陽性判定は,ウイルス病態の特徴を反映しているものと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 感染症学雑誌
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感染症学雑誌 97 (3), 90-97, 2023-05-20
一般社団法人 日本感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390014713505770624
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- ISSN
- 1884569X
- 03875911
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可