OPEN DRONE MAPとMetashapeで生成したオルソ画像の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of orthophotos generated by OPEN DRONE MAP and Metashape

説明

<p> 造林事業の検査等の省力化のため、面積測定や事業実施状況の確認にドローンによるオルソ画像の活用が進められているが、導入にはドローンの購入、運用、オルソ画像の作成などのハードルがある。オルソ画像の作成には、高性能PCやMetashape等のSfMソフトウェアの購入に数十万円のコストがかかる。そこで、オルソ画像作成のコストを下げることを目的に、MetashapeとフリーソフトであるODM(OPEN DRONE MAP)で作成したオルソ画像を比較し、ODMの実用性について検討した。オルソ画像の作成には、ドローン(Phantom4RTK)を使用して約700m2の範囲を2D測量モードで高度30~145mから撮影した画像を使用した。ODMは、corei5、RAM16GBのノートPCを使い、ファストオルソ、ハイレゾの2モードでオルソ画像を作成した。作成したオルソ画像をQGIS上で6測線(20~42m)と面積で比較したところ、 Metashapeの誤差はいずれの高度でも3%以内であったが、ODMは高度145mで5%を超える誤差があった。しかし、高度100m以下ではMetashape、ODMともに測線、面積の誤差は1%以下となり、条件によってはODMでも十分な精度のオルソ画像を作成できることが明らかになった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014790998411008
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_272
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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