コナラ林におけるイソプレンの貯留特性

DOI
  • 深山 貴文
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域
  • 高梨 聡
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所関西支所
  • 小南 裕志
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域
  • 吉藤 奈津子
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林防災研究領域

書誌事項

タイトル別名
  • Storage characteristics of isoprene in Quercus serrata forest

抄録

<p>コナラ林は都市近郊林として広く分布し、日本国内においては主要なイソプレンの放出源となっている。イソプレン(C5H8)は森林から大量に放出されている揮発性有機化合物であり、二重結合を持つため大気中での反応性が非常に高い性質を持つ。このため、大気科学においてイソプレンはオゾンやエアロゾルを生成する原因物質として重視されている。しかし、イソプレンの短時間間隔の分析は困難なことから、森林内においてイソプレンの動態が連続観測された例は少なく、その実態は十分に解明されていない。そこで本研究では高度別にイソプレン濃度の日変化を観測し、その実態を把握することとした。本発表では京都府南部のコナラ林における観測例について検討する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014790998617088
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_507
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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