Bibliographic Information
- Other Title
-
- チュウセイ マッキ ノ アラケイ カンドウシ カク ケイシキ ノ セイリツ ト テイチャク ニ カンスル シロン
Search this article
Abstract
中世末期、感動喚体句との共起を基本パタンとする感動詞アラ/ヤラ/ヤレの三形式が、アラを母体とする異形態群として定着(≠存在)した。近世期にアレという感動詞が多くみられるようになるのは、これら三形式がもつ形態論的システムの空き間に適合した結果とも考えられる。この仮説に基づき、‘現代語における感動詞アレが指示詞「あれ」を淵源とする’という従来の説に対する批判的再検討の必要性を主張する。
Journal
-
- 名古屋大学国語国文学
-
名古屋大学国語国文学 103 142-128, 2010-11-10
名古屋大学国語国文学会
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390014868193668864
-
- NII Article ID
- 40017391854
-
- NII Book ID
- AN00180453
-
- HANDLE
- 2237/0002006313
-
- NDL BIB ID
- 10904052
-
- ISSN
- 04694767
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- Abstract License Flag
- Allowed