茨城県大野原地区の住民参画型避難所自主運営の実践

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書誌事項

タイトル別名
  • A practical approach to a community initiative shelter operational model in Ohnohara district Ibaraki Prefecture
  • problem-solving process through a collaborative workshop with residents of local communities
  • 近隣コミュニティ住民対象ワークショップ「避難所大学」を通じた課題解決

抄録

「避難所大学を通じて,住民主体による運営モデルを考える動機付けを高めよう」  茨城県神栖市の大野原地区にあるコミュニティ協議会の住民・関係者を対象に,住民による避難所自主運営の実現をめざし,グループでの課題解決を図るためのスキルを育成する「神栖避難所大学」プログラムに基づくワークショップを,計 2回実施した。1回目では,避難所生活や課題をよりイメージできるようになり,自主運営への認識が高まった。2回目では,避難所の初期が最も混乱することから,開設直後に迅速に住民同士で自主的に動き出すことができることを目的とした教育プログラムを計画した。グループ討議等の実施を通じて,避難所運営に主体的にかかわる方向に意識が変わり,具体的に動き出す契機を見出すことができた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390014967590375424
  • DOI
    10.20803/jusokenronbunjisen.49.0_309
  • ISSN
    24338028
    2433801X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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