『伊勢物語』とその享受 : 歌論・歌学書・歌合

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  • イセ モノガタリ ト ソノ キョウジュ カロン カガクショ ウタアワセ

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一二世紀末から一二世紀初期にかけての歌論・歌学書・歌合の判詞などから、当時『伊勢物語』がどのような評価を受け、どのように捉えられていたのかということを、歌人の流派や物語享受のあり方を視野に入れながら分析し考察を加えた。具体的には、『六百番歌合』や『寂蓮法師集』などを取り上げ、中世歌人による『伊勢物語』享受の手法を明らかにした。

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