書誌事項
- タイトル別名
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- Research on the Persistence of Antibacterial and Antiviral Effects after Handwashing with Hand Soap
抄録
<p>COVID-19の普及や行政の啓発活動により衛生意識が高まり,消費者に手洗いの重要性が浸透しつつある。しかし生活者調査の結果,手洗い後の抗菌・抗ウイルス性の持続性について疑問に感じていることが確認された。そこで本研究では手洗い後の汚染リスクを想定したモデル実験系を設定し,各種界面活性剤の抗菌・抗ウイルス効果の持続性を測定した。表面上の生菌数および触る頻度が高いドアノブに触れる行動を想定し,洗浄したモデル皮膚に20分ごとに菌液またはウイルス液を塗布し,残存する菌数・ウイルス数を測定することで抗菌・抗ウイルス効果の持続性を測定した。その結果,脂肪酸塩の効果持続性が他の界面活性剤に比べて高く,脂肪酸鎖長やEO付加モル数,対イオンの違いよりも構造の違いによる影響が大きいことが示唆された。さらに界面活性剤自体のポテンシャル試験とモデル皮膚への活性剤残存量を測定した結果,効果持続性と同様の傾向がみられたため,これらが効果持続性に関与する因子であると推察した。</p>
収録刊行物
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- 日本化粧品技術者会誌
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日本化粧品技術者会誌 57 (2), 128-133, 2023-06-20
日本化粧品技術者会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015023061241344
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- ISSN
- 18844146
- 03875253
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可