ダブルストーマ患者への癌告知とストーマ管理

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  • INFORMED CONSENT AND MANAGEMENT OF DOUBLE STOMAS PATIENTS FOLLOWING MALIGNANT INTRAPELVIC TUMORS

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説明

今回対象とした45例は骨盤内臓器悪性腫瘍に対する治療の結果、尿路変更術と人工肛門造設術施行によるダブルストーマ(以下DS)を有した症例である。手術後3ヵ月以上家庭復帰したのは37例(82.2%)、1年以上は26例(57.8%)とDS管理には長期間を要していた。癌の告知と病状説明は、入院時と特に病状の変化のあった時に医師が看護婦同席のもとに患者と家族に行った。DSの説明はビデオによる視聴覚患者教育を行い、退院後はストーマ外来で継続管理を行った。また、患者へのアンケート調査ではDS造設術に対して66%が積極的に評価し術後の活動性の向上に貢献していることが明らかになった。

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