多感覚研究から知覚・認知処理に迫る

説明

<p>知覚・認知処理の目的は,外界から入力された情報を我々にとって有用な形に変換,表現することにあると考えられる。知覚・認知処理において複数の感覚情報を組み合わせて利用することで,信頼性のある頑健な表現を構築することが可能となる。本講演では,講演者がこれまで行ってきた多感覚を対象とした実験心理学的研究の成果を概観する。ある感覚が別の感覚に影響を及ぼすという相互作用に加えて,複数の感覚にまたがって類似した処理特性を持つという共通性についても触れながら,人の知覚・認知処理の動作原理について考察する。</p>

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