抄録
<p>コンパッションを用いた心理的介入はうつ,不安,ストレスといった症状を低減させ,ウェルビーイングを改善することが示されている(Kirby et al., 2017)。その一つであるコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)もうつ病,摂食障害,精神病性障害などに対する有効性がランダム化比較試験によって確認されているが,コンパッションを育むことに対して恐怖や抵抗感を示す人々は少なくない。こうした恐怖感や抵抗感はコンパッションへの恐れ(FoC)と呼ばれ,CFTにおいてはFoCをどう扱うかが治療上の大きなテーマとなる。しかしながら,FoCへの介入は十分に定式化されたものは存在せず,治療者に対する質的な調査が報告されているのみである。そこで本ワークショップではCFTの中で用いられたFoCへのアプローチを文献と実例を交えながら紹介し,フロアとのディスカッションを通してFoCに対するアプローチを精緻化したい。</p>
収録刊行物
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- 日本心理学会大会発表論文集
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日本心理学会大会発表論文集 86 (0), TWS-006-TWS-006, 2022
公益社団法人 日本心理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015210905207168
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- ISSN
- 24337609
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可