骨癒合後競技復帰し腰痛が再度発生した腰椎分離症スポーツ選手の身体機能の特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristic of Physical Function of Athletes with Back Pain Recurrence after Bone Fusion of Spondylolysis
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説明
<p>本研究の目的は,腰椎分離症骨癒合後に競技復帰したスポーツ選手の腰痛発生率と腰痛を発生したスポーツ選手の身体機能の特徴を検討することである.対象は,発育期スポーツ選手の超初期ならびに初期腰椎分離症症例のうち,骨癒合が得られ競技復帰し,9ヵ月間経過観察できた37名とした.調査項目は,競技復帰後9ヵ月時点の腰痛の有無と身体機能(下肢柔軟性15項目54点満点,腰椎骨盤帯安定性6項目24点満点,運動制御機能9項目27点満点)とした.結果は,腰痛発生率が13.5%であった.腰痛症例は,運動制御機能が低値を示した(p=0.01).運動制御機能の低下が,骨癒合後の腰痛発生に関連している可能性がある.</p>
収録刊行物
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- 日本整形外科スポーツ医学会雑誌
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日本整形外科スポーツ医学会雑誌 43 (3), 185-189, 2023
一般社団法人 日本整形外科スポーツ医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015410759984000
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- ISSN
- 24355828
- 13408577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可