骨癒合後競技復帰し腰痛が再度発生した腰椎分離症スポーツ選手の身体機能の特徴

  • 大嶺 俊充
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション部 関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻 大阪公立大学総合リハビリテーション学研究科
  • 瀧上 順誠
    運動器ケアしまだ病院整形外科
  • 内田 愛美
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション部
  • 藤原 和喜
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション部
  • 矢部 和樹
    運動器ケアしまだ病院リハビリテーション部 大阪公立大学総合リハビリテーション学研究科
  • 勝田 紘史
    運動器ケアしまだ病院整形外科

書誌事項

タイトル別名
  • Characteristic of Physical Function of Athletes with Back Pain Recurrence after Bone Fusion of Spondylolysis

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説明

<p>本研究の目的は,腰椎分離症骨癒合後に競技復帰したスポーツ選手の腰痛発生率と腰痛を発生したスポーツ選手の身体機能の特徴を検討することである.対象は,発育期スポーツ選手の超初期ならびに初期腰椎分離症症例のうち,骨癒合が得られ競技復帰し,9ヵ月間経過観察できた37名とした.調査項目は,競技復帰後9ヵ月時点の腰痛の有無と身体機能(下肢柔軟性15項目54点満点,腰椎骨盤帯安定性6項目24点満点,運動制御機能9項目27点満点)とした.結果は,腰痛発生率が13.5%であった.腰痛症例は,運動制御機能が低値を示した(p=0.01).運動制御機能の低下が,骨癒合後の腰痛発生に関連している可能性がある.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390015410759984000
  • DOI
    10.34473/jossm.43.3_185
  • ISSN
    24355828
    13408577
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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