当院におけるいわゆる足関節捻挫の実態調査:第一報

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  • Survey of so-called sprained ankle joints in our hospital (Report 1)

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抄録

<p>いわゆる,足関節捻挫における,骨軟骨損傷の合併の有無を疑う臨床所見は何であるかを検討した.足関節捻挫患者のうち,Magnetic Resonance Imaging(以下MRI)を施行した67名のカルテを後方視的に調査し,27名(40.2%)に骨軟骨損傷の合併を認めた.歩行荷重時に疼痛の増大を訴える患者に限ると,45名中22名(48.9%)に認めた.いわゆる足関節捻挫においては,歩行荷重時痛を訴える患者は,骨軟骨損傷の合併を疑うことが必要である.</p>

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