書誌事項
- タイトル別名
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- Utilization of IoT Technology at a Historical Site
抄録
<p>最近では,数多くのIoTセンサが安価に入手できる.計測したい項目に合わせて,適切なセンサを組み合わせ,マイコンボードであるArduinoやパソコン並みの処理能力をもつRaspberry Piを介して,様々なデータを取得することが可能である.一方で,研究室には室内実験用の高精度な計測機器類が役目を終えて埃を被っていたりする.これらとIoT技術を組み合わせることにより,野外観測の高精度化を図ることも可能となる.ここでは,このような組み合わせを行うことにより,2018年から継続している史跡での観測事例を紹介する.埼玉県にあるこの史跡は軟質な凝灰質砂岩に掘られた横穴墓群である.南西向きの斜面表層では木の根の侵入により,多くの開口割れ目が形成されており,浮石状となって崩落の危険性がある箇所もある.そこで浮石を形成している開口割れ目の開口幅の変化状況をリアルタイムモニタリングすることで危険な状況が悪化しているか否かを確認することが本研究の観測の目的であり,本稿では,データ取得に至る計測方法等に関するノウハウと,取得したデータから得られた知見を紹介する.</p>
収録刊行物
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- 応用地質
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応用地質 63 (6), 297-306, 2023-02-10
一般社団法人 日本応用地質学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015487571711488
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- ISSN
- 18840973
- 02867737
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可