たばこ用脱臭装置とセンシング技術を用いた省エネルギー喫煙室の開発

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Energy Saving Smoking Room Using Tobacco Deodorizer and Sensing Technology
  • Part 2-Evaluation of Deodorizer Performance and Improvement of Indoor Air Quality
  • 第2報−脱臭装置性能と室内空気環境の評価

抄録

<p>喫煙室内のたばこ臭を低減するために換気量を大きくすると,空調負荷が増大し多くのエネルギーを消費する。喫煙室内の空気環境の質的向上と省エネルギーの両立のため,筆者らは(1) 脱臭装置の導入による換気量削減,(2) たばこ煙を速やかに室上方から排出する置換換気方式,(3) 喫煙者数や外気条件等による換気風量と脱臭装置処理風量の最適制御を組み合わせた喫煙室システムを開発した。本システムを導入した喫煙室で脱臭装置の単体性能を測定した結果,脱臭効率は 95 %となった。また,空気環境について粉じんおよび化学物質濃度測定と実運用時のアンケート調査を実施し,たばこ臭およびたばこ煙に含まれる成分を軽減できることを確認した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390015564790889728
  • DOI
    10.18948/shase.47.305_45
  • ISSN
    24240486
    0385275X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ