治療と仕事の両立支援―脊髄損傷における基礎知識―

書誌事項

タイトル別名
  • Fundamental Knowledge of Returning to Work in Individuals with Spinal Cord Injury

抄録

<p>障害者における就労は,生活上の経済的な基盤の確立のみならず,自らの存在価値を再認識できるという点においてその意義は大変大きく,計り知れない.</p><p>脊髄損傷者も高齢化の傾向にあるものの,約3割は60歳未満での受傷であり,リハビリテーション医療における他の疾病や障害に比べて「治療と仕事の両立支援」の対象となる者が多い.脊髄損傷のリハビリテーション医療においては,社会復帰までに複数の医療機関がかかわり個々の脊髄損傷者のゴールを達成することになる.本稿では,いずれの時期の医療従事者も知っておきたい「治療と仕事の両立支援」のための基礎知識と意識について述べる.</p>

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参考文献 (13)*注記

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