調査・強度確認手法の複合化による浸透固化処理地盤の品質管理法の提案

書誌事項

タイトル別名
  • PROPOSAL OF QUALITY CONTROL METHOD FOR GROUND IMPROVED BY PERMEATION GROUTING METHOD DUE TO COMBINED INVESTIGATION AND EVALUATION METHOD OF GROUND STRENGTH

抄録

<p> 砂質地盤の液状化対策等を目的とした浸透固化処理工法による改良地盤(浸透固化処理地盤)は,薬液の浸透の不均一性や対象地盤の土質の不均質性等の理由により,自然堆積地盤に比べせん断強度等に空間的な不均質性を有する.このような地盤では,空間的なばらつきを適切に考慮できる調査数を確保し,液状化対策としての要求品質を満たすことを確認する必要がある.また,砂質地盤の一軸圧縮強さ𝑞uは試料採取時の乱れの影響を受けやすく,過小評価となりやすい.本稿では,乱れの影響を受けにくく,かつ空間的不均質性を考慮できる強度確認手法として,原位置試験及び室内試験を併用した地盤強度の調査・確認手法を提案し,実地盤へ適用した事例を紹介する.さらに,浸透固化処理地盤における薬液の実施注入率に応じた施工後調査数の設定手法を提案した.</p>

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参考文献 (1)*注記

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