新型コロナウイルス感染症に関する意識の規定構造 : 2021年全国郵送調査を用いた属性・政治的態度・価値観の効果の検討

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  • The Social Determinants of Public Responses to the COVID-19 Pandemic in Japan
  • シンガタ コロナウイルス カンセンショウ ニ カンスル イシキ ノ キテイ コウゾウ : 2021ネン ゼンコク ユウソウ チョウサ オ モチイタ ゾクセイ ・ セイジテキ タイド ・ カチカン ノ コウカ ノ ケントウ

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抄録

本稿は、2021年11月頃に日本全国で実施された「国際化と市民の政治参加に関する世論調査」のデータを用いて、日本社会における新型コロナに関する意識がどのような社会的要因によって形成されているのかについて実証的に明らかにする。具体的には、政府の新型コロナ分科会への信頼、新型コロナの感染不安、感染拡大抑止のための自由制限許容、自粛要請に従わない者への非難の4項目について,属性・政治的態度・価値観との関連性を確認する。分析の結果、日本では、感染不安、自由制限許容、自粛要請に従わない者への非難については、属性・政治的態度・価値観による差がほとんどないことが明らかになった。

JSPS科研費基盤研究 : 22H00074,21K01932

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