単結晶ダイヤモンド(100)のレーザスライシング

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Abstract

<p>ダイヤモンドは次世代半導体材料として期待されているが,高硬度かつ化学的に安定な難加工材料である.そこで超短パルスレーザを用い,劈開性を利用したレーザスライシングによる新たな剥離加工法を検討した.本研究では3mm角,厚さ0.5mmの単結晶ダイヤモンド(100)の内部にレーザを集光させ,劈開面である{111}面に沿ってレーザをW型となるように走査させた.その結果,W型の加工ライン間で劈開が連結し,全面剝離に成功した.</p>

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