IAASBによるEER保証業務指針の意義と特徴
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- 伊藤 公一
- 甲南大学経営学部教授
書誌事項
- タイトル別名
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- Significance and Features of IAASB’s Guidelines for EER Assurance Services
抄録
<p>2021年4月に公表されたEER保証業務に係る実務指針は,ISAE3000という強制力を持つ基準の強制力を持たない適用指針としての性格を有しており,EER情報の特性から生じる保証業務の困難さに対処するための指針である。非財務情報開示に係るフレークワークの多くは発展途上であり,多くの主題情報は任意開示であるため,現時点でのそれらの合理的保証は困難であると考えられる。またその役割から,非財務情報については,ネガティブ情報の開示と保証が重要になると思われる。EER情報開示の一般化は,企業の開示情報の投資意思決定有用性を促進する文脈上で情報需要の変化に対応する形をとっており,保証業務実施者には,企業の標榜する社会的使命が果たされていることを保障するという新たな役割を果たすことが要求されている。</p>
収録刊行物
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- 現代監査
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現代監査 2022 (32), 65-75, 2022-03-31
日本監査研究学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015897162505856
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- ISSN
- 18839533
- 18832377
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可