地方における人口社会減の「生態系」

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タイトル別名
  • 島根県の困難

抄録

地方創生がいわれる中、島根県は人口減少に「島根創生」を掲げて取り組んでいる。本稿ではまず、地域の課題を扱う 研究のあり方として、客観的で距離を置いた視座から社会全体の構図を捉える「生態系」観察アプローチを提案する。続 いて、これを用いて島根県が直面している人口社会減の構造を整理し、人口社会減に関与するステイクホルダーの実践を検討し、解決の困難な課題状況を明らかにする。最後に、地方県島根における人口社会減の構図を「バスタブモデル」として提示する。

収録刊行物

  • 未来共創

    未来共創 10 (0), 143-162, 2023-03-31

    国立大学法人 大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390015907538799744
  • DOI
    10.50829/miraikyoso.10.0_143
  • ISSN
    24358010
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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