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- 鬼柳 善明
- 北海道大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Neutron imaging technology and diverse applications
- Study of metallurgical characteristics of japanese swords
- 日本刀の金属学的研究
抄録
<p> 日本刀は刃紋や地肌の美しさで,現在でも人々を惹きつけている,1000年以上の歴史を持った日本が誇る鉄文化財である。現代では,美術刀剣として所持が認められており,その美しさに評価の重点があるが,昔製作された時は当然武器としての性能が重要であった。日本刀は折れず,曲らず,良く切れると言われるように,刀として優れた特性を持たせるために色々な工夫がされている。そのような特性は,マクロな構造および金属学的特性に基づいていると考えられるが,十分明らかにされているとは言い難い。日本刀のような貴重なものについて系統的に調べるためには非破壊測定が必須である。その方法の一つとして,中性子ブラッグエッジ透過法を用いて金属学的特性を調べている。その手法と得られた結果について紹介する。</p>
収録刊行物
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- 日本原子力学会誌ATOMOΣ
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日本原子力学会誌ATOMOΣ 65 (9), 558-563, 2023
一般社団法人 日本原子力学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390015952400203136
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- ISSN
- 24337285
- 18822606
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可