慢性B型大動脈解離に対する胸部ステントグラフト内挿術の中期成績:とくにリエントリー閉鎖によるリモデリング効果と影響因子について
書誌事項
- タイトル別名
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- Mid-term Outcomes Following TEVAR for Chronic Type B Aortic Dissection
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抄録
<p>【目的】慢性B型大動脈解離(cTBD)とくに発症から6カ月以降の後期に対するTEVARのリモデリングとリエントリー閉鎖の影響について検討した.【方法】早期9例と後期16例に分け,TEVAR術後中期の胸部偽腔リモデリングと,後期ではリエントリー閉鎖の影響について検討した.【結果】胸部偽腔の完全縮小は早期で67%,後期で13%であり,有意に早期の完全縮小率が高かった.5 mm以上の縮小を含めたリモデリング率は早期78%,後期69%と差がなかった.後期で術前後の腹部内臓分枝根部,腹部大動脈と総・外腸骨動脈リエントリーの有無,術後タイプIaエンドリークの有無で単変量,多変量解析を行い,左総・外腸骨動脈リエントリーの存在がリモデリングに影響することが判明した.【結論】後期cTBDに対するTEVARでは,中期の胸部偽腔リモデリング促進因子として,左総・外腸骨動脈リエントリー閉鎖が一番重要と考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本血管外科学会雑誌
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日本血管外科学会雑誌 32 (5), 351-356, 2023-09-16
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016029284462592
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- ISSN
- 1881767X
- 09186778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可