マインドフルネスプログラムの職域における活用可能性

DOI
  • 山田 成志
    慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 慶應義塾大学マインドフルネス&ストレス研究センター
  • 佐渡 充洋
    慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 慶應義塾大学マインドフルネス&ストレス研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Usability of mindfulness programs in the workplace

抄録

<p>職域におけるメンタルヘルス対策の必要性が高まっている中,うつ病の再発予防効果や健常人におけるストレス低減効果が実証されているマインドフルネスプログラムは,職域での活用が期待される心理社会的介入の有力候補である.職域での実践例として,プログラムを短縮し実施ハードルを下げたマインドフルネスプログラムの効果検証研究と,マインドフルネスに関心がない対象者にも受け入れやすい形に改変し受容ハードルを下げた研修プログラムの実践の2つを紹介した.また,職域適応の課題について,強度の軽減されたプログラムの効果検証,対人関係や組織風土などについても効果の評価を行うこと,フォローアップやアプリなどのプログラム以外の要素を有効に活用することを挙げた.</p>

収録刊行物

  • 産業精神保健

    産業精神保健 31 (3), 121-126, 2023-09-20

    一般社団法人 日本産業精神保健学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016040232401664
  • DOI
    10.57339/jjomh.31.3_121
  • ISSN
    27581101
    13402862
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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