雄と雌のミトコンドリアCO1を用いたカラスガイ族の交雑種の検出

Abstract

<p>淡水二枚貝であるカラスガイ族のミトコンドリアの両性遺伝を利用し,交雑種が検出できないかを研究した.各地の雄のサンプルを用いて,精子から雄ミトコンドリアのDNAを,体細胞から雌ミトコンドリアのDNAを抽出し,CO1領域の塩基配列を決定し雌雄の系統樹を作成した.この系統樹において,雌雄で異なる種として同定された割合は約26%(5/19)であった.これらは交雑種であり,種間や属間で交雑が起きていることが実証できた.</p>

Journal

  • KAGAKU TO SEIBUTSU

    KAGAKU TO SEIBUTSU 60 (10), 544-547, 2022-10-01

    Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry

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