書誌事項
- タイトル別名
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- FIELD EXPERIMENTS OF ON-SITE REFORMING METHOD USING IMPROVED DREDGED SOIL BY STEELMAKING SLAG
抄録
<p> カルシア改質土の用途拡大を目的に開発中の原位置混合工法(海底粘土の掘削,カルシア改質材との混合,改質土の排出の工程を海底で実施)の有用性を実証するため,実海域での実機試験施工を実施した.その結果,自然含水比が液性限界比1.0の原地盤粘土に対して十分に改質材を均一混合することが可能であり,製造した改質土の強度がハンドミキサーによる室内配合強度を上回る傾向にあることが分かった.また,製造した改質土を地盤内で排出することで,地盤の表層2.5mを改質土に改良できることと,改質土を掘削部と異なる地盤上に排出することで,水中盛土を造成できることを確かめた.更に,濁度から換算した浮遊物質量の施工前と施工中の濃度差が10mg/L以内に収まり,施工時の濁りが生じにくい工法であることを確認できた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016195130388608
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可