タワー・支持構造物の地震時の挙動に関する模型振動実験

書誌事項

タイトル別名
  • SHAKE TABLE TESTS ON BEHAVIOR OF TOWERS AND SUPPORTING STRUCTURES DURING EARTHQUAKES

抄録

<p> 脱炭素社会の実現に向けて,日本でも整備が進められている洋上風力発電施設であるが,建設実績が少なく,地震被害の経験も少ないことから地震時の挙動について不明確な点が多い.</p><p> 本研究では,5MWのモノパイル式洋上風車を対象に,大規模地震時の挙動を把握することを目的に模型振動実験を実施した.実験は海底面までモデル化した模型を対象に複数の地震波を用いて加振を行った.その結果,地震波によって振動モードが異なることを確認した.また,実構造に近い挙動を適切に評価するために模型地盤を作成し,土中部までモデル化した模型について地震波による加振を行い,構造条件の違いについて比較した.その結果,模型地盤を考慮することで,地盤内での地震動による増幅の影響により,加振中及び加振後の地震時の挙動が異なることが分かった.</p>

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参考文献 (2)*注記

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