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- 牧野 泰希
- 広島大学大学院工学研究科 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 吉岡 剛志
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 百崎 賢二郎
- 広島大学大学院工学研究科 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 辻 笑子
- 広島大学大学院工学研究科 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 野口 直樹
- 広島大学大学院工学研究科 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 西脇 芳典
- 高知大学教育学部 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 橋本 敬
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 本多 定男
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 二宮 利男
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 藤原 明比古
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 高田 昌樹
- 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
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- 早川 慎二郎
- 広島大学大学院工学研究科 高輝度光科学研究センター利用研究促進部門
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a Vacuum Collimator for a Silicon Drift Detector and Its Application to Light Element Analysis Under Atmospheric Condition
- SDDヨウ シンクウ コリメーター ノ カイハツ ト タイキ チュウ デ ノ ケイゲンソ ケイコウ Xセン ブンセキ
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説明
<p>大気中での蛍光X線分析における軽元素の感度改善のために,内部を排気して試料に近接することが可能な検出器コリメーターを開発した.コリメーター内部の到達真空度および,コリメーター設置後に残る試料-コリメーター間の空気パスなどを考え,MgのKα線まで測定対象とした.作製した真空コリメーターの評価をSPring-8において行い,コリメーター内部の33 mmのパスを排気することでAl Kα線について76倍の強度ゲインが得られた.Mg Kα線についての強度ゲインは1000倍程度と考えられ,コリメーターの使用により大気中でMgによる明瞭なピークを観測することができた.8 keV放射光を用いてMgおよびMgOの試薬粉末を測定したところ,微量不純物であるMnおよびFeについて極めて高感度な測定をすることができた.単色光励起の利点を生かし,理論パラメーターによる計算を行い,実測されたMg Kα線とFe Kα線の強度比から不純物Feの定量分析を行った.開発したコリメーターを用いることで,MgやAl中にppmレベルで含まれる微量不純物を大気中で高感度に定量できることが明らかになった.</p>
収録刊行物
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- X線分析の進歩
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X線分析の進歩 45 (0), 317-325, 2014-03-31
公益社団法人 日本分析化学会 X線分析研究懇談会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016272552325632
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- NII論文ID
- 40020066837
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- NII書誌ID
- AN0000592X
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- ISSN
- 27583651
- 09117806
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- NDL書誌ID
- 025463570
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可