授業実践と自己分析を核とする自主運営型プレFDプログラムの開発

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抄録

<p>2009年度より開始された「京都大学文学研究科プレFDプロジェクト」は,京都大学高等教育研究開発推進センター(以下センター)の支援に支えられてきた.「授業実践」と「相互研修」―OD(オーバードクター)を中心とする若手研究者を非常勤講師として任用して実際に学部生向けのリレー講義を担当させた上で,参加者同士でお互いの授業を参観・検討させる―を中心に据えたプログラムの活動を成立させるため,センターが提供してきた支援は多岐にわたる.しかし2022年9月末をもってセンターが廃止された結果,文学研究科は過去のセンターとの共同実績を踏まえながらも,自主運営可能なプレFD実施の方策を模索するよう迫られた.本発表では,これまでのセンターとの「プレFDプロジェクト」の活動を参加者からのアンケート結果をもとに振り返った上で,現在新たに行われている研究科独自の「プレFDプログラム」の構想・現状・課題を紹介することで,センターのような専門的組織の支援なしで運営可能なプレFD活動の在り方を検討する.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016339424929152
  • DOI
    10.15077/jsetstudy.2023.3_168
  • ISSN
    24363286
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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