内視鏡検査・処置のトレーニングモデル:本邦の現状

DOI
  • 鈴木 翔
    宮崎大学医学部医学科内科学講座 消化器内科学分野
  • 河上 洋
    宮崎大学医学部医学科内科学講座 消化器内科学分野
  • 三池 忠
    宮崎大学医学部医学科内科学講座 消化器内科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • CURRENT CONDITIONS OF TRAINING MODELS AND SIMULATORS FOR ENDOSCOPY AND RELATED TREATMENTS IN JAPAN

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抄録

<p>消化器内視鏡は消化器診療において必要不可欠な医療機器で,検査・診断のみならず治療でも大きな役割を担っている.ルーチンのEGDや全大腸内視鏡検査(total colonoscopy:TCS)の他,胆膵内視鏡,EUS,ESDや止血処置・異物除去など内視鏡スキルは多岐に渡るが,内視鏡技術を向上させるには経験と時間が必要である.現在,様々なタイプのトレーニングモデルやシミュレーターが開発されており,初学者の練習や研修医・学生指導に用いられている.トレーニングモデルは簡便性や低コストが長所で,シミュレーターは豊富な種類の内視鏡検査・手技のトレーニングができる点で優れている.練習や指導の中でトレーニングモデルやシミュレーターを上手に活用して,個々のスキルアップ,実際の内視鏡診療の向上に繋がることが期待される.</p>

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