高速道路リニューアル工事における企業へのモビリティマネジメントの取り組み

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Mobility Management for companies in expressway renewal project

抄録

NEXCO 西日本関西支社では,都市部の重交通区間を終日通行止めにする中国道リニューアルプロジェクトにおいて,渋滞等の社会的影響を低減するため,周辺企業等へ新名神高速道路への迂回や利用時間帯の変更等を働きかけるモビリティマネジメント(MM)に取り組んだ.試験工事からⅥ期工事までの約 3 年の 7 期の工事に渡り,対象企業の見直し・拡大,企業とのコミュニケーションを図る週報の実施,働きかけ事前アンケートや働きかけチラシの作成・配布等,継続的に MMに取り組んだ.その結果,対象企業が工事期間中に自動車利用に関する対策を実施した回数や新名神へ迂回した率が,期を追うごとに増加し,MMの効果が確認された.本稿はこの取り組みについて,報告するものである.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016416950239488
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.43.0_667
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ