書誌事項
- タイトル別名
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- THE KANNO BLOOD GROUP SYSTEM (ISBT 037): CHARACTERS AND ITS ISSUES TO BE ELUCIDATED
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説明
<p>日本からは初めて国際認定登録されたKanno血液型(ISBT 037)は現時点では1抗原(KANNO1)から成る.KANNO1抗原はあらゆる人類集団・地域において高頻度抗原であるが,東アジアと南アジアではデータベースから理論上KANNO1抗原陰性者とヘテロ接合体保有者が存在する.KANNO1抗原はGPIアンカー糖蛋白であるプリオン蛋白にあり,20番染色体短腕上にある遺伝子PRNPによって規定される.抗KANNO1は現在まではほぼ日本人に限定して見出されている.抗KANNO1は主に妊娠中または妊娠歴のある女性に検出され,輸血歴を有す男性では少ない.臨床的に明らかな溶血性輸血反応や胎児・新生児溶血性疾患をきたした抗KANNO1保有症例は報告されていないが,輸血赤血球寿命の短縮や血小板輸血不応への関与の可能性はある.また,未発見のKANNO2,3,..抗体保有者も存在すると予想する.</p>
収録刊行物
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- 日本輸血細胞治療学会誌
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日本輸血細胞治療学会誌 69 (5), 570-579, 2023-10-05
一般社団法人 日本輸血・細胞治療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016427484506624
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- ISSN
- 18830625
- 18813011
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可