都心度及び農地の立地特性の関係に基づく関東大都市圏67区の分類

書誌事項

タイトル別名
  • Classification of the 67 Wards of the Kanto Metropolitan Area Based on the Relationship Between Urban Centrality and the Location Characteristics of Agricultural Land
  • Towards the development of a planning method for agricultural land
  • 農地の計画手法の構築に向けて

抄録

<p>本研究では、都市住民を担い手とする農地の保全や活用のための農地の計画手法を都心度や既存の農地の立地状況に応じて構築する必要性を述べた上で、地価公示価格や都心距離圏によって示される都心度に基づく都市の類型と、農地の都市基盤との距離によって示される農地の立地特性に基づく都市の類型を組み合わせることで、都心度と農地の立地特性との関係から関東大都市圏の67区を分類した。その結果、13個の類型に分類するとともに各類型の特徴を明らかにし、都心3区との総合的な類似性が高いエリアでありながら農地が比較的多く残っており、農地が都市・自然インフラ双方と近い距離、つまり都市住民の住生活にとって重要な場所に立地している区として川崎市多摩区を位置付けた。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 58 (3), 743-750, 2023-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (1)*注記

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