症例報告:アジアゾウ(<i>Elephas maximus</i>)の子ゾウ2頭における離乳前後の血中骨代謝マーカー値

  • 竹鼻 一也
    有限会社 市原ぞうの国
  • 安達 希
    大阪府立大学生命環境科学域獣医学類
  • 石川 真悟
    大阪府立大学生命環境科学域獣医学類 大阪公立大学大学院獣医学研究科
  • 山岸 則夫
    大阪府立大学生命環境科学域獣医学類 大阪公立大学大学院獣医学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Case report: Measuring the Circulating Bone Metabolic Markers of Two Asian Elephant (<i>Elephas maximus</i>) Calves Around Weaning
  • Case report : Measuring the Circulating Bone Metabolic Markers of Two Asian Elephant (Elephas maximus) Calves Around Weaning

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抄録

<p> アジアゾウの子ゾウ2頭の離乳前後4ヵ月における骨芽細胞マーカー[骨型アルカリホスファターゼ(ALP3)]および破骨細胞マーカー[酒石酸耐性酸ホスファターゼ5b(TRAP5b)]の活性値を測定した.両測定値は離乳後に有意に減少したことから,骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収の低下が示唆された。以上より,アジアゾウの母乳は成長期の骨代謝に重要な役割を持つことが推察された。</p>

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