書誌事項
- タイトル別名
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- RAPID EROSION DURING TYPHOON NO. 19 IN 2019 AND BEACH RECOVERY ALONG SAGARA COAST
抄録
<p> 沿岸漂砂と高波浪時の急激な沖向き漂砂が重なった場合の海浜変形,およびその後の砂浜の回復について,駿河湾西岸の御前崎~勝間田川河口間の長さ16km区間を取り上げて検討した.この沿岸では,2019年10月12日に襲来した台風19号時の高波浪時の沖向き漂砂により著しい地形変化が起きた.しかし,相良港により沿岸漂砂が阻止され,ほぼ閉じた漂砂系を有する相良港海岸須々木地区では,高波浪後の通常波浪の作用とともに砂は汀線へと戻り,砂浜の復元が進んだ.一方,北部の相良片浜海岸では,高波浪後に襲来した通常波浪時の岸向き漂砂による汀線への砂の回帰と,波向の反転による南向きの沿岸漂砂による地形変化が同時に起きていたことが分かった.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016504861766656
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可