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- 村嶋 明大
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 川北 大介
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 的場 拓磨
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 髙野 学
- 名古屋市立大学医学部附属西部医療センター耳鼻咽喉科
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- 小栗 恵介
- 安城更生病院耳鼻咽喉科
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- 蓑原 潔
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 岩城 翔
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 柘植 博之
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 今泉 冴恵
- がん研有明病院頭頸科
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- 近藤 綾乃
- 海南病院耳鼻咽喉科
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- 塚本 康二
- 愛知県がんセンター頭頸部外科
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- 田中 達也
- 名古屋市立大学大学院消化器外科
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- 小川 了
- 名古屋市立大学大学院消化器外科
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- 岩﨑 真一
- 名古屋市立大学大学院耳鼻咽喉・頭頸部外科
書誌事項
- タイトル別名
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- Clinical outcome of cervical esophageal cancer treated with laryngectomy
- —The roles of head and neck surgery
- —頭頸部外科の役割に関する考察—
抄録
頸部食道癌は全食道癌の約5%の希少疾患である。頭側への進展例では喉頭摘出が必要となり,頸部リンパ節転移例も多いことから,頭頸部外科の重要性が高い。名古屋市立大学病院では喉頭摘出・頸部郭清術を必要とする症例は頭頸部外科が頸部操作を行う。今回2017年から2022年までに,当院にて手術加療を行った頸部食道がん25例のうち,喉頭合併切除を要した15例を対象に後方視的検討を行った。年齢中央値は69歳,男性12例,女性3例であった。全症例が扁平上皮癌で,臨床病期はステージIが2例,ステージⅡが5例,ステージⅢが7例,ステージⅣaが1例であった。15例のうち7例は頸部操作のみで摘出可能であった。2年全生存率は33.3%,無病生存率は33.3%であった。術後合併症は9例で認め,気管壊死が1例に生じ処置を必要とした。頸部食道がんの治療には頭頸部外科・消化器外科の協力が重要である。
収録刊行物
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- 頭頸部癌
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頭頸部癌 49 (3), 262-266, 2023
日本頭頸部癌学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016659528752128
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- ISSN
- 18818382
- 13495747
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可