コロナ禍における九州大学でのLINEを用いた教育支援体制の構築とその後の持続的な取り組み

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書誌事項

タイトル別名
  • Development and Operation Results of a Learning Support System Using Chatbots Under COVID-19 Crisis at Kyushu University

抄録

<p>九州大学では学生たちが中心となりボトムアップ型で学生支援・教育支援を行う体制としてquickQが組織されている.quickQでは,コロナ禍の様々な課題に対してチャットボットの開発・運用を通じて解決に貢献してきた.2021年までに3つのチャットボットを開発・運用してきたが,3つを別々のアカウントで運用を続けることに様々なデメリットが存在することがわかった.2022年4月に各チャットボットを「ワンストップ」という考え方に基づいて統合した.結果,2022年3月から2023年6月末時点で33614回の問い合わせをチャットボットによる自動応答を用いて解決した.ワンストップをベースとしたチャットボットの開発・運用について,設計と開発環境の紹介をしたうえで2023年7月までのデータを元にした運用状況を報告し,直近の持続的な取り組みを紹介する.</p>

収録刊行物

  • 学術情報処理研究

    学術情報処理研究 27 (1), 22-28, 2023-11-27

    一般社団法人 大学ICT推進協議会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016803394960896
  • DOI
    10.24669/jacn.27.1_22
  • ISSN
    24337595
    13432915
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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