Microsoft Power Platformとオンプレミスバッチ処理の連携による情報システム運用の自動化
書誌事項
- タイトル別名
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- Automation of Operations by Linking Microsoft Power Platform and On-premise Batch Scripts
抄録
<p>九州工業大学には,利用者からの申請に基づき提供される情報システムが複数存在する.これらの申請について,従来は紙ベースの申請書を受理,承認後,申請内容に基づきシステムの設定変更を実施していたが,コロナ禍による紙面のやり取りが困難となったことを機会に,Microsoft Formsを用いたオンライン申請に移行した,しかし移行後も,申請内容の帳簿への保存や実際のシステムの設定変更等については手作業が混在しており,より一層の運用効率化を図ることとした.具体的には,システムの自動処理プラットフォームであるMicrosoft Power Platformの各機能を用いて,オンライン申請,承認,ワークフロー,データ管理等についてパブリッククラウド側での運用を行う.しかし,Power PlatformにはMicrosoft 365をはじめとするSaaSや,学内情報システムの設定変更を行う直接の方法が存在しないため,ワークフロー内にオンプレミスに構築したバッチ処理システムを駆動するための仕組みを付与する.この仕組みによりMicrosoft Teamsの制御,Exchange Onlineの制御,申請内容のPDF化などの自動化を実現した.</p>
収録刊行物
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- 学術情報処理研究
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学術情報処理研究 27 (1), 53-64, 2023-11-27
一般社団法人 大学ICT推進協議会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016803394975360
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- ISSN
- 24337595
- 13432915
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可