市民マラソン大会のペースランナーについての研究(教)

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タイトル別名
  • 第40回佐倉マラソンのペースランナーの実態から

抄録

<p>マラソンでは、ランナーの目標記録達成をサポートするため、ペースランナーが置かれることがある(ペースメーカー、ペースセッターなどその名称は、大会や状況によって異なるが、本研究ではペースランナーとする)。ペースランナーは、好記録を生み出すため、先頭集団やトップランナーのために置かれることが多かったが、ランニング人口や大会参加者数の増大もあり、近年はサブ3(3時間切り)、サブ3.5(3時間半切り)、サブ4(4時間切り)などを目指す一般市民ランナーのためのペースメーカーが用意される大会が増えている。ランナーの目標記録達成をサポートするペースランナーの存在は、大会の売りの一つにもなっている。一方で、ペースランナーを務めるランナーは、設定タイムに対して余裕を持って走れる走力を前提に、一定ペースで走るペース感覚、コースや天候に応じた柔軟な走り方や状況判断能力、時にランナーを励まし鼓舞するなど多様な能力が求められる。そこで本研究は、ペースランナーを設定する大会や今後ペースランナーを務める方への指針を得ることを目的とし、2023年3月に開催された「第40回佐倉マラソン」のペースランナー(30名)を対象として、レース中の平均心拍数など運動強度の調査やアンケート調査を行った。その実態について報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016880929814656
  • DOI
    10.20693/jspehssconf.73.0_210
  • ISSN
    24367257
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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