算数科における投影的な見方に関する調査研究
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- 箕矢 明音
- 島根大学教職大学院院生
書誌事項
- タイトル別名
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- Survey Research on Projective Viewpoints in Arithmetic
説明
<p>本研究の目的は,小学校第6学年における投影的な見方に関する実態を把握するとともに,投影的な見方の育成を目指した学習指導を提案することである.そこでまず,小学校の最終年度にあたる第6学年82名を対象に,本研究で作成した質問紙調査を実施した.分析からは,円柱の真横と正面から見える形を描く問題の正答率はどちらも52.4%に留まる結果となり,曲線部分をもつ図形の認識に困難性がある様子が確認された.以上の結果を踏まえ,3次元のものを2次元にかき落とす前段階としては,曲線や凹凸が含まれる立体を平面でよむことができる教材が必要であるとの考えから,「湧き出し型」の視点活動を取り入れた学習指導を提案した.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 38 (2), 121-124, 2023-12-09
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016902828110592
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可