コンクリート殻から海水への六価クロムの溶出挙動

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タイトル別名
  • Hexavalent chromium leaching behavior from concrete debris to seawater

抄録

<p>巨大災害で生じる災害廃棄物のうち、重量割合で半分以上が、コンクリート殻(コンガラ)であると推定されている。迅速で大規模なコンガラの有効利用方法の一つとして、大割のコンガラを破砕せず海底に沈め、人工海底山脈として活用するという計画は注目に値する。しかし、コンガラを海水中で利用する上で、どのような溶出特性を示すかは一般的にはあまり知られておらず、環境安全性をどのように評価するかは一つの課題となりうる。 そこで、コンガラから溶出することが知られている六価クロムに着目して、海水を用いて様々な溶出試験を実施し、コンガラの海水環境への影響について検討を行った。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016958307322368
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_197
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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