茶系飲料のパッケージフリー販売の実現可能性と課題

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タイトル別名
  • Feasibility and challenges of package-free sales of japanese tea beverages

抄録

<p>マイボトルの利用は容器包装廃棄物、温室効果ガスの削減つながる。コーヒーはマイボトルで購入できる場合もあるが、茶系飲料のパッケージフリー販売は常設ではほとんど見当たらない。本稿では、コンビニでのドリンクディスペンサー販売を想定した①消費者の茶系飲料のパッケージフリー販売に対する評価、②その選択要因を明らかにすることで、実現可能性の高い茶系飲料のパッケージフリー販売の方法とその利用促進について考察することを目的とする。コンジョイント分析の結果、ディスペンサーの機能では、濃さや温度の調節機能の限界支払意思額が約36円と最も高くなった。また、マイボトル選択にはマイボトル選択意図、保冷/保温便益、マイボトル利用頻度が直接影響した。マイボトル選択意図は、主にマイボトルへ補充したいというニーズ、保冷/保温できる容器で得られる便益、おしゃれであるという見た目の評価の影響が大きかった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390016958307488384
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.34.0_5
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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