本邦における犬の理学療法に対する症例報告の情報の欠落

  • 田中 智美
    国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科
  • 井川 達也
    国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 国際医療福祉大学大学院 理学療法学分野
  • 伊藤 梨也花
    国際医療福祉大学大学院 理学療法学分野 国際医療福祉大学病院 リハビリテーション室
  • 浦田 龍之介
    国際医療福祉大学三田病院 リハビリテーション室
  • 石坂 正大
    国際医療福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 国際医療福祉大学大学院 理学療法学分野

書誌事項

タイトル別名
  • Completeness of Reporting in Case Reports Related to Dog Physical Therapy in Japan

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抄録

<p>〔目的〕犬の理学療法に関する症例報告を対象に,情報の欠落について実態を調査することとした.〔対象と方法〕1900~2022年に日本国内の学術雑誌に掲載された犬の理学療法に関する症例報告を対象とした.医中誌Webを含む3つの電子検索データベースを用い,網羅的に文献を収集した.症例報告における情報の欠落は,CAse REport guidelinesを用いて評価した.〔結果〕9件の症例報告が選択された.治療介入の種類は遵守率が100%であった.アブストラクトと本文に関する計10項目では,遵守率は30%未満であった.〔結語〕犬の理学療法に関する症例報告には情報の欠落が存在し,慎重に解釈する必要性が示唆された.</p>

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参考文献 (15)*注記

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