心臓サルコイドーシス診療におけるFDG PETの役割

  • 真鍋 治
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 相川 忠夫
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 大石 茉耶
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 髙橋 慶子
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 髙橋 弘昌
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 杉﨑 健一
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 高橋 秀紀
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科
  • 真鍋 徳子
    自治医科大学附属さいたま医療センター 放射線科

書誌事項

タイトル別名
  • The role of FDG PET in tha diagnosis of cardiac sarcoidosis
  • シンゾウ サルコイドーシス シンリョウ ニ オケル FDG PET ノ ヤクワリ

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説明

<p>サルコイドーシスは全身性肉芽腫性疾患で,いまだ原因不明の疾患である.サルコイドーシス病変は多臓器に分布して様々な臨床症状を来すが,なかでも心臓病変は大きな予後規定因子となるために早期発見が望まれる.FDG PETは2012年4月から心臓サルコイドーシスの炎症部位診断として保険適用となった.FDGはグルコースの類似体であり,炎症を伴う非乾酪性類上皮細胞肉芽腫に強い集積を認めるために活動性を評価でき,現在では心臓サルコイドーシスの診療に欠かせない検査となっている.今回は我々の経験を踏まえて,心臓サルコイドーシス診療におけるFDG PETの原理,評価方法,役割についてまとめる.</p>

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参考文献 (14)*注記

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